こんにちは!奄美産業活性化協議会スタッフです。今回は奄美の黒糖焼酎蔵の中でも古い蔵の一つである「西平酒造株式会社」へ、その歴史とこだわりをお聞きするべく訪れてみました!

【西平酒造株式会社とは・・・】

 西平酒造の起源は、明治16年。沖縄県の首里で泡盛を製造・販売。昭和二年、喜界島へと移り、戦後、奄美大島へ移入した後はサイダーやビールも製造していたとの事。

現在では伝統の技を生かした黒糖焼酎を製造しています。

まずは基本をチェックです!

黒糖焼酎の作り方 (奄美産業活性化協議会ブログ)

http://ask.amamin.jp/e238160.html

黒糖焼酎のトリビア (奄美産業活性化協議会ブログ)

http://ask.amamin.jp/e238155.html

蔵に入ってまず最初に目に飛び込んできたのは仕込みに使っているカメ!

西平酒造さんでは一次仕込みと二次仕込みは、すべてカメで行っているそうです。

その二次仕込みの際、代表銘柄である「珊瑚」に使う麹は通常の半分の時間で発酵させた米麹である「半麹」。

一次仕込みで全麹を、二次仕込みに半麹を使用することでより香り立つ焼酎になるとの事でした!

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奄美の方言で愛しい人という意味の「加那(かな)」は、奄美で初めて樫樽貯蔵を採用した画期的な焼酎で、「加那」を貯蔵している樫樽貯蔵蔵はコンサートや芝居のできるミニホールにもなっています。今までに、中孝介さんや、我那覇美奈さんなど、数々のアーティストがコンサートや、収録などを行われたそうです!

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そして、その樫樽貯蔵蔵の2階には黒糖焼酎の歴史資料が展示さており、当時の西平酒造社長がビール造りのために立てた会社「巴麦酒株式會社 (ともえびーるかぶしきがいしゃ)」の写真や昭和時期に製造していた「泡盛」と表示された黒糖焼酎なども見る事ができます。またコンサート終了後にはこの2階を開放して黒糖焼酎を楽しむこともできるそう。

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「酒蔵は酒を造るだけでなく、文化情報の発信源でもあるべきだと考えています。」という西平社長は過去に、戦後まもない頃奄美で使用されていた「B円」紙幣をモチーフにしたラベルの商品や、泥染めで制作した布ラベルと紬糸の飾りをあしらった記念ボトルを世に出して来たそうです。

そして、奄美群島日本復帰60周年に当たる今年は、「奄美群島日本復帰60周年記念ボトル ~あまみ富貴(ふうき)~」が7月6日に発売!

この富貴はボトルもさることながら、化粧箱に奄美で作られた手透きの芭蕉の和紙に復帰当日の新聞をプリントするなどこだわり満点の造り。また、アルコール度数は28度となっており、これは復帰した昭和28年や北緯28度などにちなんでいるとの事。

黒糖焼酎の旨みと奄美の歴史を同時に味わえそうな『あまみ富貴』非常に楽しみですね!

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ホームページはコチラ:http://kana-sango.jp/

TEL:0997-52-0171

FAX:0997-52-3006

場所はコチラ

鹿児島県奄美市名瀬小俣町11-21

地図:http://goo.gl/maps/c3JL1